小規模ネットワークの構築 - ケーブルの接続
数人〜20,30人が利用する小規模ネットワークを構築する時の接続について説明します。尚、インターネットに公開するWebサーバーやメール等はレンタルする前提で記載しています。
基本は家庭内ネットワーク構築と同じ
基本編の家庭内ネットワーク構築で示した通り、インターネットへの接続はADSL、又はFTTH(光)をプロバイダと契約してインターネットと接続します。
パソコンを接続するインターフェースが足りないためスイッチを接続し、接続出来るパソコンを増やします。又、必要に応じて無線親機や電話を接続します。
不明な点があれば基本編の「ケーブルの接続」をご参照下さい。
通信量がそれなりにある場合はインターネットの接続は、家庭向けではなくビジネスタイプ向けのものをお奨めします。家庭向けは周辺の人と帯域が共有されているため場合によっては遅くなります。ビジネスタイプでは共有されていないため安定した通信が見込めます。
値段もそれなりに上がるため、予算と快適性のトレードオフと思います。
ルーターを設置する必要がある場合
経理とネットワークを分けたい等の要件がある場合、又はモデムにルーターの機能がない場合、ルーターを設置します。
ルーターによるルーティングで複数サブネットを分ける事が出来ます。
スイッチを1台のみ設置した場合はVLANによりネットワークを分ける必要がありますが、必要なサブネット分安価なスイッチを設置してもよいと思います。
- 応用編「小規模ネットワークの構築 - 機器の役割」
- 応用編「小規模ネットワークの構築 - 設定のポイント」